当ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
自分自身が開業し、クリニック経営を経験して分かったことがたくさんありました。

開業を決めた時に私自身が感じた不安を、きっとこれから開業される先生方も感じておられると思います。
この不安をなくしてくれる味方がいれば、なんて心強いのだろう・・・。
その「味方」に開業経験者である医師の私がなれれば、そう思いこの事業を立ち上げました。

私自身が感じたことを、コンサル費用なしで先生方にお伝えしたいです。
先生方が安心して開業し、その後の経営についても一緒に話し合える仲間になりたい。
先生方から私がいただく報酬は、同じ開業医として切磋琢磨できる先生とのつながりです。
それが私の事業の目的です。

私自身が感じたことを、コンサル費用なしで先生方にお伝えし、
より良い医療の発展に貢献できればと考えています。

思ったよりも辛い…
勤務医生活と、開業準備の大変さ

みなさん、はじめまして。
兵庫県神戸市で開業している、医療法人社団はら耳鼻咽喉科 理事長 原 聡(はら そう)と申します。
毎日のハードワークをこなしながら、開業準備をするのは本当に大変かと思います。

私自身、勤務医生活から2011年5月に開業する際、大変な思いをしたことを今でも鮮明に覚えています。 西脇市立西脇病院で一人医長として外来、手術、入院対応と日々の業務に奔走しながら、追いかけられるように開業準備。 医療しか経験のない自分が、全く畑違いのクリニック経営なんてできるのかという不安感でいっぱいでした。業者さんに言われるがままでいいのか、割高で契約させられないか、そもそも本当にこの場所でいいのだろうかと不安要素をあげるときりがありません。

■開業を決めた時、何から手を付けたらいいのか。
■勤務医の今の仕事で手一杯で、開業準備に時間がとれない。
■同僚や医局に開業を考えていることを悟られないように準備したい。
■何もわからないのでとりあえず業者さんに依頼したが、本当に言われるがままでいいのか。
■コンサル料や提示された家賃は適正なのか。
■紹介されたこの場所で開業して問題ないのだろうか。
■多額の銀行借り入れなんかして大丈夫なのか。
■スタッフ雇用なんてしたことない、募集や面接ってどうやるのか。
■スタッフとどう接したらいいのか。
■ホームページ作成ってどうやるんだろう。
■電子カルテや医療機器をじっくりみて決めたいけど、そんな時間がない。
■患者が全く入らなかったらどうしよう。

これらは勤務医時代、開業を決めた自分自身の心の不安です。
開業1年前から準備をし始めましたが、結局バタバタと業者さんに言われるまま十分な比較検討する時間もなく、あわただしく開業の日を迎えました。心の不安は何も解消されないままのスタートでした。 今になって思えば、もっとこうしておけば良かったと思うことばかりです。

そんな時、唯一不安を解消してくれたのが、先に開業された先輩の存在でした。その先輩方なくして今の自分はないと思います。

これから開業を考えている先生方も、おそらく私が経験したような不安をもっていると思います。 その先生方の不安を少しでも和らげるお手伝いができればと思い、このような事業をはじめました。開業地はどうしよう、多額の借入の不安、スタッフ教育なんてできるのか・・・不安や疑問だらけだと思います。

年々増える個人クリニック。
他のクリニックとの「差別化」を考えるには…

ひと昔前まではクリニックが経営破綻することの方がめずらしかったですが、これからは日本の人口減少に伴い相対的なクリニック数が多くなるため、経営破綻をするクリニックが増加すると考えられます。
2025年を境に、クリニック数と外来患者数の推移がクロスするというデータもあるようです。
私の知り合いでも、開業1年半で閉院となり1億円の借金とともに勤務医に戻らざるを得ない先生がおられました。

私の考えですが、開業は「戦略の一貫性」が大事です。
開業1年半で閉院になった先生には「戦略の一貫性」が見えず、開業前から危ないと私は感じていました。
自分の診療に自信があるのはどの先生も当然と思いますが、他クリニックと差別化されるためには「戦略の一貫性」を持っているかどうかが大事と思います。

どの業種でも同じと思いますが、目の前の患者さまの口コミの影響は絶大です。どんな広告よりも大きな宣伝をしてくれるのが、自分のクリニックに足を運んでくれた患者さまです。ネットの書き込みにより大きな追い風にもなり、大きな逆風にもなりえます。

クリニックの印象、評判は院長のみならず、働いているスタッフで決まると思います。先生はいいけど、受付スタッフの○○さんの対応が気に入らない。そう感じた患者さまは二度と足を運んでくれないし、○○さんの対応がいかに気に入らないか、ネットで拡散してしまう事も考えられます。もっとも印象の悪いスタッフの評価が、クリニックの評価と判断されます。

私はスタッフ教育をいかにするかが、他院との大きな差別化ポイントになると考えています。
院長一人で奮闘するよりも、スタッフ全員で目の前の患者さまを満たしていく方が、圧倒的に患者さまに選んで貰えるクリニックになります。 私の知る限り、そのような意識でクリニック経営をしているところは少ないと思います。 他院と差別化され、患者さまに選んで貰えるクリニックにすることで、経営者である院長は安心して自身の診療だけに集中できます。 自身のクリニック開業後に、近隣に同科クリニックができることもあります。差別化ポイントがしっかりあれば、一時的に患者さまは新しいクリニックに流れるかもしれませんが、かならず戻ってきてくれます。 クリニックの安定経営において、差別化をすることは最重要課題と思います。

私が今の場所で開業する当時、この場所では厳しいと複数の先生に指摘されました。
業者さんからも3年たっても1日平均患者数20人というデータをだされました。
しかし、開業後の現在は、原はいい場所で開業したな、ラッキーなやつだといろんな方に言われます。
開業地の選定もある程度は大事ですが、それよりもぶれない経営戦略を持っていることが大事と思います。
「戦略の一貫性」を持ったクリニックは、場所を問わず患者さまに愛されます。

当院には、主には神戸大学の同門の先生ですがたくさんの先生が見学に来られます。

クリニックの間取りだけではなく、実際の診療を見て頂くことによって医師やスタッフの動線や患者さまとの接し方なんかも参考になるかと思います。当院の間取りやスタッフ教育をそのまま、真似させてという先生もおられました。真似させてほしいと言われたら、すごく褒められたようで大変嬉しく思います。
今では耳鼻咽喉科以外の、皮膚科・整形外科・消化器内科・美容形成外科等、他科の先生も見学に来られます。ご縁のある先生方とは開業後も交流させていただき、よりよいクリニック経営について情報交換ができる仲間としてお付き合いさせていただいています。

年々増える個人クリニック。他のクリニックとの「差別化」を考えるには…

開業すると気付くと思いますが、勤務医時代より孤独になります。交流できる同じ立場の友人はありがたい存在です。もし、クリニック経営について話を聞きたいとか、当院を見学したいという先生がおられましたらお気軽に声をかけてください。私自身がそうであったように、開業時の不安や悩みをなくすのは、先に開業を経験した医師の存在と思います。 これから新規開業をお考えの先生の不安を、私との関わりで少しでも和らげることができれば幸いです。まだまだ開業は先だが、将来的に考えたいと思っている若い先生も遠慮なくお声掛けください。

情報交換をしながら、開業をスムーズに行うために。
医師だからこそできる開業支援をご提供します。

私が開業時そうであったように、とにかく開業について全てがわからないというのが先生方の気持ちと思います。
そのわからない全てを解決したいと思っています。
現在まで開業支援をさせていただいた先生とは全てラインでやりとりをさせていただいています。私だけではなく、当然これから開業しようとしている勤務医の先生は多忙です。開業までの時間はあるようで、ないです。
必要な時はお会いして進行していきますが、できるだけスピーディに進めるにはラインでどんどんアドバイスしていくのが最適と思います。 どんな些細なことでも、わからないことや不安なことが無数に突然にでてくるものです。ささいな事でも気軽にラインできるような、そんな友人のような関係になって一緒に開業を目指したいです。

開業までの流れ

クリニック開業までの流れ

開業支援の内容例

開業地の探し方

どの地域で開業するのか、先生がお住まい・ご勤務されている地域などを含めて、開業地について考えます。市場にでている物件だけではなく、私の不動産関連会社を通じて開業地を探すことも可能です。

借入銀行の選び方

当然ながら銀行からお金を融資してもらう必要があります。どのぐらいの費用が必要で、実際にその費用が借りられるのか、またどうすればスムーズに借りられるのかを考えます。銀行によって、金利や借入年数などの提示条件が変わってきます。比較検討することが大事です。

医療機器の選び方と価格交渉

診療科目や治療内容によって医療機器は多くの種類があります。あらかじめ何をどのメーカーから導入するかを決めます。機器は変更ができないので、電子カルテと予約システムの相性など細かく吟味しないといけません。

建物のデザイン設計や施工会社の選び方

建築士・デザイナー、建築会社、内装会社は担当範囲、そのクオリティや価格など実にさまざまです。 目的に合わせて選ぶことが大切です。当院は最も安い業者を選んだため、開業5年後以降修理費用がかさんでいる状態です。私のような失敗をしないよう業者選定はしっかりしたいです。

内装レイアウトや導線の相談

スタッフや患者さまの導線は非常に重要なポイントです。どんな点に気をつけるか、内装業者とあらかじめしっかりと打ち合わせする必要があります。じっくり時間をかけて吟味したいポイントと考えます。

ホームページの作り方

インターネットが基本となる現代では、クリニックのホームページは欠かせません。価格だけに囚われず、ホームページで何をするかと決めるのも大切です。

スタッフ募集・選考方法

院内スタッフの選考は自ら行う必要があります。給与や待遇なども事前にしっかりと決めておく必要があります。面接で見るポイントをお伝えします。

スタッフ教育の考え方

クリニック開業前にしっかりと研修を行い、クリニックのスタンスやルールをスタッフに伝える必要があります。スタッフと足並みをそろえて、同じ目標に向かう仲間意識を共有したいです。

開業前や開業後の効果的な広告の打ち方

集客のための広告について、その費用や内容などをガイドラインに添ってしっかりと考えていきます。


※その他、開業に関する細かいことをなんでも、経験を踏まえてアドバイスいたします。 かゆいところに手が届く、高性能な車のナビゲーションのような役割をしていきたいです。
※既に開業エリアや業者さまがお決まりの方でも、お気軽にご相談ください。
※標榜科目に制限はありません。私自身は耳鼻咽喉科ですが、科目によって経営が大きく左右するわけではありません。

開業地探しに始まり、融資先の銀行探し、スタッフ募集や研修のポイントなどご開業まで、さらに開業後のクリニック経営やスタッフ教育に至るまで無償でアドバイスいたします。先生の不安を取り除き、安心して開業し、その後の安定したクリニック経営に至るようにお手伝いしたいです。ご希望であれば、当院のスタッフを研修中および開業後1週間程度、新規開業現場に派遣することも可能です。耳鼻咽喉科以外の科の医療機器についてや、知らない土地の情報は私のつながりのある専門家に積極的に相談いたします。

開業支援費用:無料

※現地出張をする際の交通費、宿泊費のみご負担いただくことがあります(極力負担のないようにしたいと思っています)。